冠水車の見分け方と対策

フォルクスワーゲン

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こんにちは、ナイルメカチャンネルへようこそ!

お久しぶりです。今回は、先々週の大雨の影響で発生した冠水車の見分け方と対策についてお話しします。静岡での大雨で多くの車が冠水し、その中には修理が難しい車や、修理されて再販される車もあります。今回は、中古車を購入する際に冠水車を見分けるポイントや、冠水した車の修理の難しさについて詳しく解説します。


冠水車の見分け方

冠水車の見分け方にはいくつかのポイントがあります。これらをチェックすることで、冠水車を避けることができます。

  1. 冠水のラインを確認
    冠水車には必ず水が到達したラインが残ります。このラインは、ドアの内側やピラーの付け根部分に見られます。特に内張りの裏側やピラーの付け根部分に線があるかを確認しましょう。
  2. サビの有無
    冠水車は通常、短期間でサビが発生します。ドアの付け根やピラー、フロア部分にサビが見られる場合は、冠水車の可能性が高いです。
  3. 電子部品の状態
    冠水車は電子部品にもダメージを受けます。ドアのECUやクラッシュセンサー、エアバッグECUなどが浸水しているかを確認しましょう。これらの部品が水に浸かると正常に機能しなくなるため、修理が必要です。
  4. 車内の臭い
    冠水車は特有のカビ臭があります。中古車を購入する際は、車内の臭いをしっかり確認しましょう。カビ臭がする場合は、冠水車の可能性があります。
  5. ステアリングコラムの錆び
    ステアリングコラムの鉄の部分が錆びている場合は、冠水車の可能性が高いです。この部分は通常錆びることがないため、錆びが見られたら注意が必要です。

冠水車の修理の難しさ

冠水車の修理は非常に難しく、以下のポイントに注意が必要です。

  1. メカトロニクスの位置
    フォルクスワーゲンやアウディの冠水車では、メカトロニクスの位置が低く、水が入るとミッションがダメになる可能性が高いです。
  2. エアバッグECUの浸水
    エアバッグECUが浸水すると、エアバッグが正常に動作しなくなります。これにより、安全性が著しく低下します。
  3. エンジンへの影響
    エアクリーナーや吸気システムに水が入ると、エンジンがダメになる可能性があります。これを防ぐためには、深い冠水地帯を避けることが重要です。

冠水時の対策

冠水時には以下の対策を取ることで、被害を最小限に抑えることができます。

  1. 冠水地帯を避ける
    冠水地帯に突っ込むことは避けましょう。水深が深いと車に大きなダメージを与える可能性があります。
  2. バッテリーを外す
    冠水した場合は、バッテリーを外して電気系統へのダメージを防ぎましょう。
  3. エンジンをかけない
    冠水した車は完全に乾くまでエンジンをかけないようにしましょう。エンジン内部に水が入るとウォーターハンマー現象が発生し、エンジンが壊れる可能性があります。

まとめ

冠水車の見分け方や修理の難しさについて解説しました。中古車を購入する際には、冠水車を避けるためにこれらのポイントを確認してください。また、冠水時の対策を取ることで、被害を最小限に抑えることができます。

ナイルメカチャンネルでは、今後も皆さんの役に立つ情報を提供していきますので、チャンネル登録といいねをお願いします。また次回の動画でお会いしましょう。さよなら〜!


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