みなさんこんにちは!ナイルです!
今回は、アウディTTにブレーキパッドの交換をしていきます。
ワーゲン・アウディ専門店ナイルが使用するブレーキパッドはiSWEEP
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アウディTTは構造がワーゲン寄りで整備しやすい
このTTなんですが、構造が少しワーゲン寄りで、ゴルフ6あたりと近いので、個人的には整備がしやすいです。
フォルクスワーゲン・アウディは全般的にブレーキダストがすごく、なかでもアウディは特にひどくなりがちです。
ワーゲン・アウディ専門店ナイルの低ダストブレーキパッド交換をご紹介していきます。
iSWEEPブレーキパッドは本当にダストが出づらい!
メイドインジャパンのiSWEEPです
これが一番ダストが出ないので、ナイルのパッド交換は、基本的にこのiSWEEP一択です。
アウディTTをiSWEEPブレーキパッドに交換
パッド交換を施工しながら解説していきましょう。
低ダストパッドに交換していくにあたり、ローターは純正をつかいます
iSWEEPブレーキパッド面取り
交換する必要はないんですが、少し耳が出ちゃっていたので、パッドの方を少し削って合わせていきましょう。
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削ったら、ペーパーで表面を整えていきます。
前パッドをiSWEEPに交換
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パッドに鳴き止めグリスを塗ります。
前パッドに塗るのはブレーキプロテクターです。
これを塗ることによってパッドの動きが抑えられて、カチャカチャいうことを抑えられます。
ブレーキプロテクターは粘度も高く、耐水性もあるタイプです。
ワーゲン・アウディ専門店ナイルがブレーキ周りに使うグリス
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ナイルではブレーキ周りの時は主に3種類のグリスを使用します。
ブレーキ周りに使用するグリス
- ブレーキプロテクター
- シリコングリス
- スレッドコンパウンド
スライドピン
スライドピンもきれいにした後にグリスをつけて滑りを良くします。
このスライドピンが固着するとブレーキの偏摩耗につながります。
内側だけ・外側だけが減っちゃう、ということになるのです。
スライドピンをきれいにしていきます。
汚れが強かったりさびていたりするものにはペーパーでやすりをかけます。
スライドピンにシリコングリス を塗る
シリコングリスはブレーキプロテクターと違ってあまりべたべたしません。
リアパッドをiSWEEPに交換
リアは工具が変わります
フォルクスワーゲン・アウディはリアの方がダストがひどいし、パットの減りも後ろの方が早いので、だいたい後ろの交換頻度が高いです。
だいたい後ろ2回に対して前1回くらいの交換ペースです。
ブレーキオイルを抜きながら施工すること
ナイルではブレーキオイルを抜きながら施工していますが、お店によっては抜かずにそのまま戻すところもあるらしいです。
昔それをやって、ブレーキ周りをダメにしてしまった人がいるらしいので、そこは注意が必要です。
パッドとローターは同時に変えた方がいいのか
コメントにあったのですが、パッドとローターは同時に変えた方がいいか、という問題。
ナイルではローターの幅を測ってみて、既定の厚さを下回っているかどうかを見ます。
規定を下まわっていたら交換・そうでなければそのまま使用します。
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あとはえぐれ具合や摩耗具合を見て、研磨で済めば研磨して使用するので、ローター交換は必須とまでは言えません。
キャリパー の塗装もあり
カスタムとしてキャリパーを塗ってあげるのもありですね。
たまにお客様でも「赤に塗って」などのリクエストいただきます。
結構見た目が変わりますよ。