6速湿式DSGのオイル交換の必要性を作業をしながら説明をしていきます!

DSG

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ナイルメカチャンネルの動画をAIで文章化した記事です。

みなさん、こんにちは! ナイルの平田です!

2年前くらいになりますかね? 6速の湿式DSGオイル交換の様子を撮影して公開していますが、あれからかなりの数の台数でDSGオイル交換をさせていただいています。
今回は前回よりもアップデートした内容で交換を行っています。

6速の湿式DSGオイル交換をどのように行っているのか、とよくご質問いただきます。
よく言われるのは、「なぜ時間がかかるのか?」ですね。
その理由についても、ちゃんと説明します。

また、湿式のDSGオイルに関しては、大体3万キロから4万キロ程度での交換をおすすめしていますが、なぜDSGオイルを交換するのか、交換した場合の効果はどうなるのか、交換しない場合はどうなるのか、ということも説明します。

湿式DSGとは

6速湿式DSGは、2つのクラッチを使って、迅速にギアを変えられる特別なトランスミッションシステムです。
「湿式」とは、クラッチがオイルに浸かっていて、いつでも最適なパフォーマンスを発揮できることを示しています。
でも、時間と共にこのオイルは劣化してしまい、効率が下がってしまう可能性があるんです。その結果、愛車のトランスミッションシステム全体の性能に影響を与えてしまうかもしれません。

DSGオイルの交換が必要な理由

6速湿式DSGのオイル交換は、車両の全体的な効率と性能を維持するために大切な手続きです。
オイルはエンジンの活動にとって重要な要素で、その品質が車の性能に直接影響します。
オイルが古くなると色が変わることがあります。
これは、オイルがエンジン内部の汚れを吸着し取り除いてくれているわけです。

オイルはクラッチやギアの保護も行います。そのため、DSGオイルの使用が進むと発熱が増え、潤滑性が低下し、摩耗が増える可能性があります。

これらの問題を防ぐためには、定期的なオイル交換が必要となります。これは、DSGシステムの寿命を延ばすためにも重要なメンテナンス作業です。
オイル交換は、システムの効率を維持し、パフォーマンスを向上させるためにも不可欠な作業です。したがって、DSGオイルの維持管理は、システム全体の健全性とパフォーマンスに大きく影響します。

DSGオイル交換の詳細な手順

6速湿式DSGのオイル交換は、いくつかのステップを含むプロセスです。

DSGオイルの交換を行うのですが、前回の動画でも述べたように、温度管理が必要です。
オイルの出てくる量は、オイルの温度が35度から45度の時に判断します。

DSGオイル交換の規定温度:走行直後のDSGオイルは非常に高温

この車のDSGオイルが何度か見てみましょう。ただ入庫したばかりですので、早速確認してみます。
このパソコンを使ってトランスミッションの現在の温度を確認します。

入庫時の温度は78度と非常に高い温度です。78度に触れるとやけどする可能性があります。そのため、35度まで冷やす必要はありませんが、40度ぐらいまで冷やしたいと思います。
どのように冷やすかについても順番に説明します。

DSGオイルを抜く前にフィルター交換

DSGオイルの交換を始めますが、オイルを抜く前に最初に行うべきことはフィルターの交換です。フィルターを交換した後に、ここに表示されている黒いプラスチックの部分を外します。ここがフィルターで、これを外すためには24ミリのツールを使用します。
オイルがこぼれないようにゆっくりと回して外します。フィルターが外れたら、上についているカバーを外します。その後、新しいフィルターを取り付けます。

DSGオイルを抜く

次に、このツールを使ってオイルを抜きます。このツールは基本的にブレーキオイルを吸い上げるものです。オイルを抜いた後、新しいフィルターを取り付け、カバーを戻します。このとき、Oリングも交換します。新しいOリングを湿らせてから取り付けることで、ゴムが裂けるのを防ぎます。

次に、ブレーキクリーナーなどを使って周りのオイルをきれいにします。フィルター交換はここまでです。全体をきれいにしたら、リフトアップしてオイルを抜きます。

最後に、DSGのフィルターを交換したので、DSGオイルを抜きます。抜くときは二重構造になっているので注意してください。まず一番最初のドレーンから抜きます。ドレーンを抜くときには、勢いよく出てくるので注意してください。

この段階ではオイルがちょろちょろと出てきています。
この中にはプラスチックの筒があります。この筒はオイルの量を管理するためのもので、これを取り外す必要があります。筒を取り外すと、オイルが一気に出てきます。筒を取り外さないと、オイルはしっかりと出てきません。
DSGオイルを交換する際には、この点に注意が必要です。ドレーンを緩めても締めても、抜けるオイルの量は半分にも満たないので注意が必要です。

オイルがすべて抜けた後には、筒を再度戻します。
オイル管理用のゲージが抜け、オイルがほぼ完全に抜けた状態なので、ここからは筒を戻していきます。
筒を戻す作業は単純で、筒をそのままねじ込むだけです。
最後にはストップがあり、その位置で止めます。
筒をしっかりと締めないと、位置がずれてオイルの量が変わる可能性がありますので、ここは注意が必要です。

DSGの冷却作業:規定温度の35度から45度まで冷ます

オイルが完全に抜け、フィルターを交換したので、次に進みます。次は、冷却作業です。
自然に冷ませば時間がかかるため、スポットクーラーを使って強制的に冷ますことにします。
フィルターを交換し、ドレーンとプラスチックの筒からオイルを完全に抜いたら、スポットクーラーで急速冷却します。

DSGを冷却するため、クーラーから冷たい風を吹き付けます。
オイルを補充する規定温度の35度から45度になったら、オイルを補充します。

DSGオイル補充

専用の工具を使ってオイルを注入します。
ミッションの位置からは横から注入できず、下から入れる必要があります。
まず、アタッチメントを取り付けます。
アタッチメントはミッションの種類により異なり、このアタッチメントは湿式の6速7速用です。

アタッチメントを取り付けたら、DSGオイルを入れるタンクを使用します。
タンクの口をアタッチメントに取り付け、車を下げてからオイルを注入します。

ボンネットに吊るしてもよいですが、早く注入したい場合はミッションジャッキなどの上に置いて重力で下がるようにします。この作業をオイルが全て入るまで続けます。
その後、もう一度オイルの温度を確認します。規定値内の温度であれば、オイル量を測定します。

DSGオイルが現在空っぽだと思われますので、ここから量を計ります。
しかし、その前に、今のオイルの温度を確認しておきましょう。
入庫時の78度では、オイルの量を量る温度としては適していません。

現在の温度は41度なので、規定値内に収まっています。
これで量ることが可能です。

DSGオイルの補充量を量る

量る作業を始めますが、すぐにエンジンをかけて量るのではなく、一度シフトを一通り動かしてから量ります。

まず、エンジンをかけてからパーキングで約10秒間待ちます。次に、バックにシフトします。これは、シフトを順番に動かすことによって行います。
シフトを一通り動かした後、オイルの量を測定することができます。このとき、エンジンは作動したままにしてください。エンジンを作動させたまま、下から見えるように調整します。

その準備が整ったら、次に取り外します。
取り外すと、オイルがゆっくりと出てきます。

その後、さらに待ってみると、ほぼ全てのオイルが出てきます。
これで規定量になるので、締め直します。
締め終えたら、指定のトルクでしっかりと締め直し、アンダーカバーを取り付ける前に再度確認します。

結論

6速湿式DSGのオイル交換は、車両のトランスミッションシステムの性能と寿命を大幅に向上させる大切なメンテナンス作業です。
一見複雑に見えるかもしれませんが、長期的に見れば高額な修理費を節約できる価値のある投資です。
定期的なオイル交換は、車両の性能を最適な状態に保ち、運転手が安心して運転できる状態を維持するために重要です。

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