みなさんこんにちは、ナイルの平田です。
今回はちょっと珍しい車が入ってきました。
しかも、はるばる千葉からご来店いただいたニュービートルです。
今回のメニューはなかなか盛りだくさん。
しかも今回は、お客様が当日お待ちの状態で作業を進めるという、なかなかタイトな1日です。
この記事はこちらのYouTubeの記事版です。
👉ニュービートルにキャリパー塗装!【整備士のハケ塗り】
まずはタイミングベルトとウォーターポンプ交換


今回のメイン整備のひとつが、ニュービートルの
- タイミングベルト
- ウォーターポンプ
交換です。
作業中に取り外したウォーターポンプを見ながら
「てってれ~ ウォーターポンプ~」なんて軽いやり取りもしつつですが、
内容としてはしっかりした重整備です。
遠方から来ていただいている以上、今日中に終わらせないといけない。
このプレッシャーの中で、ちょこちょこした追加作業まで含めて進めていきます。
今回の見どころは“キャリパーを外した状態での塗装”
前回アップしたキャリパー塗装動画を見ていただいた方から、
「外して塗らないんですか?」
という質問もありました。
👉【DIY】ハケ塗りキャリパー塗装【フォリアテックのキャリパーラッカー】
たしかに、理想を言えば外して塗る方がきれいです。
本気でやるなら、
- キャリパーを外す
- ブレーキホースも外す
- 完全に単体にする
- 板金塗装のように仕上げる
ここまでやるのが一番です。
ただ、現実にはそこまでやると
- 工賃が上がる
- ブレーキオイル交換も必要になる
- 預かり期間が長くなる
など、どうしても費用も手間も増えます。
そこで前回は、車両についたまま塗装という方法を取りました。
今回はパッド交換でキャリパーを外すタイミングがあるので、
外した状態で塗ると仕上がりはどう変わるのか?
これを試してみよう、という流れです。
実は“外して塗る方が難しい”場面もある

ここが今回やってみて改めて分かったところです。
一見すると外した方が塗りやすそうに見えるんですが、実際はそう単純でもありません。
キャリパーを外してしまうと、
という問題が出てきます。
しかも今回は当日返し。
しっかり乾燥を待つ時間も十分には取れません。
そのため最終的には、
新しいパッドを組んで、キャリパーを車両に戻した状態で塗る
という形に落ち着きました。
結論としては、中途半端に外すより、きれいに洗浄・脱脂して、ついた状態で塗った方がやりやすい
というのが今回の実感です。
付属の筆よりホームセンターの筆の方が圧倒的に塗りやすい
今回もうひとつ分かったのがこれです。
塗料キットに付属している筆、もちろん使えないわけではないです。
ただ、どうしても硬めで、
というやりづらさがあります。
そこで今回は、ホームセンターで柔らかめの筆を用意しました。
実際に使ってみると、
付属の筆より全然塗りやすい
という結果でした。
一回目は下地のつもりで、完璧に塗ろうとしない。
まずは全体に薄くのせる。
その後、二度塗りで仕上げていく。
この流れでやると、ハケ塗りでもかなり見栄えよく仕上がります。
一回目は“下地”と割り切るのがポイント
キャリパー塗装って、最初からきれいに塗ろうとすると失敗しやすいです。
特に一回目は、
くらいの感覚で進めた方がうまくいきます。
実際、1回目の状態では「まあこんな感じだよね」という見た目でも、
2回目まで入れるとかなり整ってきます。
ホイールの奥に見える部分なので、
超至近距離でじろじろ見られたらハケ感はゼロではないです。
ただ、普通に装着状態で見た時の見栄えとしては十分きれいでした。
仕上がりは“かなりアリ”


最終的な仕上がりとしては、
- フロントもリアも見栄え良好
- ハケ塗り感はかなり抑えられている
- 装着状態で見れば十分満足できるレベル
という感じでした。
もちろん、ショーカーのような完璧な塗装を求めるなら別の方法が必要です。
でも、
という目的なら、この方法はかなり現実的です。
こちらはナイルのキャリパ塗装施工事例まとめ
👉フォルクスワーゲン・アウディのキャリパー塗装施工事例【カラー別】
ニュービートルのエアコンフィルター交換はかなり大変
今回、エアコンフィルターも交換したんですが、
これがまたニュービートルらしく、なかなか大変です。
長年交換されていない個体だと、
フィルターの汚れもかなり進んでいることが多いです。
花粉の季節も近いですし、ニュービートル乗りの方は
エアコンフィルター交換、かなり大事です
交換そのものにコツがいるので、
こういう作業はディーラーさんや専門店のような、慣れたところにお願いした方が安心だと思います。
基本は預かり作業が理想。でも遠方のお客様は悩ましい
今回みたいに遠方から来ていただくケースだと、
というのが本音です。
ただ、千葉から来ていただいているとなると、そうもいかない。
このあたりは整備側としても悩ましいところです。
それでも、遠くからわざわざ来てくださるのは本当にありがたいですし、
できる限りその期待に応えたい、という気持ちで進めています。
結論:キャリパー塗装は“ついたまま”の方が実用的かもしれない
今回いろいろ試してみた結果、現時点での結論はこんな感じです。
日帰りや短時間仕上げなら
これが一番現実的です。
完全にきれいを狙うなら
- ブレーキホースまで外す
- 単体にする
- 十分な乾燥時間を取る
- 机の上でじっくり塗る
ここまでやる必要があります。
なので、
中途半端に外すくらいなら、ついたまま丁寧にやる方が満足度は高い
そんな印象でした。
まとめ
今回のニュービートル作業では、
を当日返しに近い形で進めました。
そしてキャリパー塗装については、
というのが今回の結論です。
自分で塗ってみようかなと考えている方にも、参考になるポイントはかなりあると思います。
ナイルからひとこと
おかげさまで、キャンペーンのお問い合わせもたくさんいただいています。
本当にありがとうございます。
できることを、できる形で。
これからも現場のリアルをそのままお伝えしていきます。
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「氏名・車種・年式・症状」を送っていただくと
スムーズにご案内できます。
ということで、今回はこのへんで。
また次の動画、次の記事でお会いしましょう。
さようなら。
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