こんにちは!ナイルメカチャンネルへようこそ。今日はエアコンのトラブル、特に「カビ臭」に悩んでいる方に向けて、 エバポレーターの洗浄方法 を詳しくお届けします。
今年の夏も暑さが厳しく、エアコンをフル稼働させた方も多いと思います。そんな中で「車内がなんだかカビ臭い!」なんて経験、ありませんか?その原因、実はエバポレーターにあるかもしれません!
エバポレーターって何?カビ臭の元になる場所を特定!
まず、エバポレーターがどんな役割をしているのか簡単に説明します。エバポレーターは、車のエアコンで 冷たい風を作り出す部品 です。ヒーターコアが温風を担当しているので、夏にはエバポレーターが大活躍しています。このエバポレーター、冷気を作る過程で湿気を吸収しやすく、その湿気が溜まると カビの発生源 になってしまいます。
特に、 6Cや6Rのポロ のような車は構造上、湿気がこもりやすく、室内がカビ臭くなることがよくあります。お客さんからも「車内の匂いが気になる」と言われることが多いんです。この匂いの原因はほぼ間違いなくエバポレーターです。
エバポレーター洗浄キットを使ったメンテナンス方法
そこで今回は、 エバポレーター洗浄キット を使って、このカビ臭を根本から解消する方法を紹介します。このキットには、 洗浄剤 と 除菌消臭剤 が含まれており、この2つを使ってエバポレーターを徹底的に綺麗にします。
1. エバポレーターの仕組みを理解する
まず、エバポレーターの位置と役割をおさらいしましょう。エバポレーターはエアコンシステム内で、冷たい風を作り出す部品です。ヒーターコアが温かい風を作り、エバポレーターが冷気を作り、この2つをフラップで切り替えて車内の温度を調整しています。
このエバポレーターに溜まった湿気がカビ臭の原因となるため、ここを綺麗にする必要があります。特にエアコンを使った際に車の下からポタポタと水が落ちているのを見たことがある方もいると思いますが、これはエバポレーターで発生した 除湿水 です。この水滴が原因で、湿った環境がエバポレーター周りにでき、カビが発生しやすくなります。
2. エバポレーターの洗浄を開始!
洗浄を始める前に、まず ヒーターユニット を確認します。エバポレーターはここに組み込まれています。今回使用する エバポレーター洗浄キット では、エバポレーター内部を清掃するための 洗浄剤 と 除菌消臭剤 の2つが用意されています。
- 洗浄剤の噴霧
洗浄剤をエバポレーターに噴霧します。この時、洗浄剤をまんべんなくエバポレーターに行き渡らせることが大事です。エバポレーター内部には、湿気やカビがたまりやすいので、しっかりと洗浄して汚れを落としましょう。 - ブロアファンで風を送る
洗浄剤が行き渡った後、ブロアファンを使って風を送ります。これにより、エバポレーターに溜まった汚れやカビを洗い流し、内部をクリーンに保ちます。湿気が原因で溜まったカビや匂いの元がここで一気に取り除かれます。 - 消臭剤で仕上げ
洗浄が終わったら、今度は 除菌消臭剤 をエバポレーターに噴霧します。これにより、カビの発生を抑え、長期間車内を清潔に保つことができます。特にカビ臭が気になる方は、念入りに消臭剤を行き渡らせておきましょう。
3. 洗浄後の注意点
洗浄が終わったら、エバポレーターの内部にしっかりと乾燥させましょう。湿ったままにしておくと、またカビが発生する原因となってしまいます。エアコンを少し回して風を送るだけでも、乾燥が進みます。
エアコンフィルターの交換も忘れずに!
せっかくエバポレーターを綺麗にしても、エアコンフィルターが汚れていたら意味がありません。エアコンフィルターも定期的に交換しましょう。交換は非常に簡単で、フィルターのカバーを外して古いフィルターを取り出し、新しいフィルターを差し込むだけです。
DIYで簡単にできる作業なので、エバポレーターの洗浄と一緒に行うといいでしょう。これで、エアコンからの風が一段とクリアになり、快適な車内環境を保つことができます。
まとめ:エバポレーターの洗浄は定期的に行おう!
車内のカビ臭が気になる方は、 エバポレーター洗浄 を一度試してみてください。エバポレーターを清潔に保つことで、カビ臭の発生を防ぎ、快適な車内環境を維持することができます。また、エアコンフィルターの交換も一緒に行うと、より効果的です。
ナイルメカチャンネルでは、車のメンテナンスに役立つ情報をどんどん発信していきますので、ぜひチャンネル登録といいねをお願いします!次回の動画もお楽しみに!それではまた!