こんにちは、ナイルメカチャンネルへようこそ!
今回は、7速乾式DSGオイルの交換方法について詳しく解説します。過去の動画では湿式DSGのオイル交換について紹介しましたが、乾式7速DSGのオイル交換は初めてです。ディーラーでは「交換不要」と言われることが多いですが、ナイルでは定期的なオイル交換を推奨しています。
なぜオイル交換が必要なのか?
オイルは時間と共に酸化し、熱によって劣化します。そのため、定期的な交換が必要です。7速乾式DSGの場合も例外ではなく、オイルの劣化を防ぐために交換を行うことが重要です。
オイル交換の手順
- リフトアップとドレーンの取り外し
- 車をリフトアップし、DSGのドレーンボルトを取り外してオイルを排出します。
- オイルの量と汚れを確認するために、専用の容器に移します。
- ドレーンボルトの締め直し
- オイルが抜けたら、ドレーンボルトをトルクレンチで適切なトルクで締め直します。
- ブレーキクリーナーでドレーン周りをきれいにします。
- 新しいオイルの注入
- エンジンルームにあるオイルフィルのキャップを外し、専用のアタッチメントを取り付けて新しいオイルを注入します。
- オイルは重力を利用して注入し、規定量(1.7リットル)を入れます。
DIYでのオイル交換方法
DIYでオイル交換を行う場合、専用のアタッチメントがないと難しいです。しかし、以下の手順で代替することができます。
- シフト用ワイヤーとカバーの取り外し
- シフト用ワイヤーを外し、トルクス4本で留まっているカバーを取り外します。
- カバーを外すとミッションが丸見えになり、直接オイルを注入できるようになります。
- オイルの注入
- ホースやオイルジョッキの長い鼻を使って、直接ミッションにオイルを注入します。
比較と結論
今回のオイル交換では、抜いたオイルが1.3リットル程度しかなく、規定量より少ないことが分かりました。新しいオイルと比較すると、抜いたオイルが濁っていることが確認でき、定期的なオイル交換の重要性が明らかです。
まとめ
7速乾式DSGオイルの交換は、湿式DSGよりも比較的簡単ですが、専用のアタッチメントが必要です。DIYで行う場合は、シフト用ワイヤーとカバーを外して直接注入する方法があります。定期的なオイル交換を行うことで、DSGの寿命を延ばし、快適な運転を維持することができます。
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