【DSG】VW専門店が6速湿式DSGのオイル交換作業をしながらDSGオイル交換について説明していきます!

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皆さんこんにちは!ナイルメカチャンネルです!

今回は、2年前に公開したフォルクスワーゲンの6速湿式DSGオイル交換の動画をアップデートします。おかげさまで、多くの車両のDSGオイル交換を行ってきましたが、今回はより効率的で詳しい方法をお伝えします。

なぜDSGオイルを交換するのか?

湿式DSGオイルは、約3万キロから4万キロ走行ごとに交換をおすすめしています。その理由は以下の通りです:

  1. オイルの劣化と汚れ:オイルが劣化し、汚れが蓄積すると、DSGの性能が低下します。
  2. 温度管理:DSGオイルはトランスミッションを冷却する役割も持っており、劣化したオイルでは冷却効果が低下します。
  3. 部品の保護:劣化したオイルはクラッチやその他の内部部品に負担をかけます。

オイル交換の手順

1. 温度管理

まず、車両のDSGオイル温度を確認します。理想的なオイル交換温度は35度から45度です。例えば、入庫直後の車両では78度と高温になることが多いため、冷却が必要です。冷却にはスポットクーラーを使用します。

2. フィルター交換

次に、フィルターを交換します。フィルターはトランスミッションの内部に位置し、24ミリの工具を使用して取り外します。フィルターを交換する際は、オイルが漏れないように注意が必要です。

3. オイル抜き

オイルを抜くために、トランスミッションのドレーンプラグを外します。湿式DSGでは二重構造になっており、まず外側のドレーンプラグを外し、その後内側のプラスチック筒を取り外します。これにより、完全にオイルを抜くことができます。

4. 新しいオイルの注入

専用のアタッチメントを使用して、新しいオイルを注入します。オイルタンクを車両の上に吊るし、重力でオイルが自然に流れるようにします。オイルの温度を確認し、適正な温度範囲内であることを確認した後、エンジンをかけてシフトを一通り動かし、オイルを循環させます。

5. オイル量の確認

最後に、オイルの量を確認します。エンジンをかけたままドレーンプラグを外し、オイルがゆっくりと流れ出るまで待ちます。その後、プラグを締めて作業を完了します。

オイル交換の重要性

オイル交換を怠ると、DSGの内部部品に高温や汚れが影響を与え、故障の原因となります。特にメカトロニクスは熱に弱く、劣化したオイルでは冷却効果が低下し、故障リスクが高まります。定期的なオイル交換は、DSGの寿命を延ばし、車両のパフォーマンスを維持するために不可欠です。

まとめ

湿式DSGオイル交換の手順とその重要性について詳しく説明しました。特に、温度管理とフィルター交換、そして適切なオイル量の確認が重要です。オイル交換を定期的に行うことで、DSGの性能を維持し、故障リスクを低減できます。

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次の動画でお会いしましょう!さようなら~!


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