みなさんこんにちは。ナイルの平田です!
今回はナイルでもご注文が多いキャリパー塗装についてご紹介していきます!
キャリパー塗装のやり方
キャリパーの塗装方法には色々な方法があります。
仕上がりの美しさにとことんこだわる場合には、ブレーキをばらばらにして、板金屋さんの塗装ブースで塗ってもらう方法をとる方もいます。
この方法で塗装した場合、工程が多いので、時間も費用もかかってしまうのですが、やはり仕上がりはめちゃくちゃ綺麗です。
スプレーで塗る場合、艶感はいいのですがマスキングが大変なので、缶スプレーを使ってDIYするのはかなり大変です。
DIYしやすいハケ塗りのキャリパー塗装
今回は、ハケ塗りでのキャリパー塗装についてご紹介します。
ナイルでもハケ塗りの塗装をすることが多く、ハケ塗りといえど、お客様の満足度が高い施工になります。
タイヤが外せる方でしたら、DIYすることもできるので、ぜひ試してみてください。
フォリアテックのキャリパーラッカーを刷毛で塗る方法
使用するのはフォリアテックのキャリパーラッカー。刷毛で塗るタイプです。
こちらのキャリパーラッカーもなかなか優秀で、きれいな仕上がりになります。
脱脂・汚れ落とし・刷毛、手袋など、必要なものがすべてこの中に入っているので、気軽に挑戦できます。
色味バリエーションもたくさんあります。
フォリアテックのキャリパーラッカーの中身
- 脱脂材スプレー
- 硬化剤
- 塗料(レッド)
- スパチュラ
- ワイヤーブラシ
- 刷毛
- ゴム手袋
キャリパーの汚れを取りつつ脱脂
刷毛塗するときは下地が大事です。
キャリパーにはブレーキダストなどの汚れがついているので、そのまま塗装してもすぐ塗料が取れてしまいます。
脱脂材スプレーとブラシで汚れを落としていきます。
キャリパー塗装の下準備
塗料の缶は、開ける前によく振ります。
塗料の必要量は車一台につき缶1本とのことですが、実際には2度塗りで1本使いきるかどうかという、少し多めの量になっています。
今回の色味はパフォーマンスレッド
脱脂材スプレーのフタを使って原液3対硬化剤1で混ぜます
粘度は、気候や気温によって多少変わります。
塗る前に刷毛の毛をほぐして抜けた毛などを取り除くのもきれいに塗装するコツです。
キャリパー塗装
目立たない裏側などから塗るのがおすすめ。
液体なので、垂れても大丈夫なように敷物を敷いておいてください。
2度塗りするので、一回目は、きちっと塗るというよりも、下地作りという感じで満遍なく塗るように意識するのがコツです。
塗ってはいけない部分
どこまで塗るかはお好みですが、塗ってはいけない場所もあるので注意が必要です。
パッドが当たる付近やスライドピンは塗らないようにします。
ワーゲンの場合は、ツルツルしている部分は塗らないようにしてください。
一度塗りが完全に乾いたら2度目を塗って完成です!
スプレーで塗るのとはやはり仕上がりが違いますが、刷毛塗りの仕上がりもなかなかきれいです。
キャリパー塗装は、パーツにダメージがない作業なので、DIYにもお勧めです。
難しいなと思ったらナイルに依頼していただければと思います!