皆さんこんにちは!ナイルです!
今回はナイルで実際に使っている工具を紹介していきます。
メガネレンチやドライバーといった定番工具から、DSGオイル交換用アダプター、乾式クラッチ交換工具、インジェクターシール用の専用工具まで、工具箱の中身を一気に公開します。

この記事はこちらのYouTubeの記事版です。
👉VW &アウディ専門店の工具をお見せします!
- まずはメガネレンチのコーナー
- ドライバーはMACとPBを中心に使用
- 内張りやクリップを外す工具
- バールは「もう駄目だ」というときにも登場
- 握りものコーナー
- クリップを自動で引き抜く便利工具
- トルクレンチはサイズ違いで複数用意
- KNIPEXのウォーターポンププライヤー
- Aikoさんが好きなハンマー
- 細かい部分をこじる工具
- マフラー吊りゴム外し工具
- エアツールは最近あまり使わなくなった
- トルクスのL字レンチとスクレーパー
- タガネやL字工具
- ドライブシャフトブーツ用の特殊工具
- バッテリー端子を清掃する工具
- VW・Audiのロックボルト用ソケット
- 圧縮圧力を測る工具
- 工具箱のメインはソケット類
- DSGオイル交換用アダプター
- 角度締め用の工具
- 診断機は神様の相棒
- 小物類も重要です
- ブーツ単体交換用の汎用品
- サスペンションやブレーキ用の力をかける工具
- 7速乾式DSGクラッチ用の専用工具
- 本邦初公開の特殊工具
- 車高調交換用の純正工具
- インジェクターシール交換工具
- 乾式クラッチの交換・調整工具
- プーラー類
- 認証取得のために購入した工具もあります
- 汎用診断機とバッテリー充電器
- まとめ
まずはメガネレンチのコーナー

どこから紹介しようか迷いましたが、まずは一番使うメガネレンチからいきます。
ナイルでよく使うのは、
- MAC TOOLSのコンビネーションレンチ
- 一般的なメガネレンチ
- 薄い場所に入る薄型レンチ
- 角度の付いたオフセットレンチ
- ラチェット機構付きメガネレンチ
などです。
ラチェット付きのメガネレンチは、狭い場所でも工具をかけ直さずに回せるため、早回しするときにかなり便利です。
メガネレンチだけでも、作業場所やボルトの位置によって複数種類を使い分けています。
ドライバーはMACとPBを中心に使用

続いてはドライバーのコーナーです。
プラスドライバー、マイナスドライバー、トルクスドライバーなど、かなりの本数があります。
ナイルで使用しているドライバーは、ほとんどがMAC TOOLSとPB SWISS TOOLSです。
特にトルクスドライバーは、PBが使いやすいと感じています。
先端がしっかりボルトに食いつくため、力をかけてもなめにくいのが特徴です。
トルクスとは?
輸入車では、プラスネジではなく、星形のトルクスボルトが多く使われています。
VW・Audiを整備するなら、トルクス工具は必需品です。
最近は国産車でも使われることが増えています。
内張りやクリップを外す工具
ドライバーの近くには、内張り外しやクリップ外しも並んでいます。
ドアトリムや内装パネルを外す際、無理にドライバーを差し込むと、
といったことがあります。
そのため、クリップの形や場所に合わせて、短いものや長いものを使い分けます。
バールは「もう駄目だ」というときにも登場

ドライバーの流れで、バールも紹介します。
小型のバールと大型のバールがあり、オルタネーターを外すときや、足回り部品を動かすときなどに使用します。
平田:「オルタネーターを外すときは、いつもこっち使ってます」
Aiko:「もう駄目だってなったら、大きい方ですか?」
平田:「そう。最後は大きい方です」
ただし、力任せにこじると部品を壊すため、どこを支点にするかが重要です。
握りものコーナー

続いては、ニッパーやラジオペンチなどの「握りもの」です。
普段よく使うのは、
などです。
ホースバンドプライヤー
冷却水ホースなどに使われるスプリング式のホースバンドを外す工具です。
手が入りにくい場所では、ワイヤー式のホースバンドプライヤーを使用します。
先端でバンドをつかみ、手元のレバーで保持できるため、握力を使い続ける必要がありません。

めっちゃ便利。握力が疲れないです
名前が出てこない工具もあります
工具箱には、Cクリップやピンを外す専用工具も多数入っています。
名前がすぐ出てこなくても、現場では役割をしっかり果たしています。
クリップを自動で引き抜く便利工具
内張りのピンを抜く専用工具もあります。
普通はニッパーなどでピンをつかみ、力をかけて引き抜きますが、この工具はグリップを握るだけでピンを引き抜けます。

自分はいつもニッパーで抜いてます

僕はこれ結構使います。握るだけで勝手に抜いてくれるので便利です
トルクレンチはサイズ違いで複数用意

続いてはトルクレンチです。
トルクレンチとは、設定した締め付け力に達すると「カチッ」と反応し、規定トルクで締め付けられたことを知らせる工具です。
ホイールボルトやエンジン部品、足回り部品など、車には締め付けトルクが決められている箇所が多数あります。
ボルトの大きさや必要な力に合わせて、複数のトルクレンチを使い分けています。
工具箱には、使用頻度が低くても必要な工具が入っていることがあります。

この大きいやつ使ったことある?

ないです

僕もないです
KNIPEXのウォーターポンププライヤー

こちらはKNIPEXのウォーターポンププライヤーです。
開き幅を細かく調整でき、対象物を強くつかめる工具です。
何本かありますが、グリップの汚れを見ると、どれをよく使っているのか分かります。
Aikoさんが好きなハンマー


ハンマーは、か弱い女の子の味方なのです
続いてはハンマーです。
ハンマーにも種類があります。
- 樹脂ハンマー
- 真鍮ハンマー
- 金属ハンマー
樹脂ハンマーは、部品を傷付けたくないときに使用します。
真鍮ハンマーは、対象物を傷めにくくしながら、しっかり力を加えたいときに使用します。
使い方によっては、対象部品より先にハンマー側がボロボロになります。
細かい部分をこじる工具

こちらは、細いピックツールやコネクター外しなどの、細かい場所で使う工具です。
最近よく使うのは、コネクターのロックを解除するための細い工具です。
輸入車はコネクターが固いことも多いため、無理に引っ張らず、構造に合った工具を使います。
マフラー吊りゴム外し工具
少し変わった形をしているのが、マフラーの吊りゴムを外す工具です。
マフラーの固定ピンとゴムの間に工具を入れ、押し出すように外します。
Aiko:「すごい形してますね」
平田:「でも、割と使ってます」
普通のバールで無理に外すより、専用工具の方が早く、安全に作業できます。
エアツールは最近あまり使わなくなった

工具箱の下段には、エアツールと電動工具が入っています。
以前はエアインパクトを多く使っていましたが、最近は電動工具の性能が上がったため、出番がかなり減りました。

最近、エアツール使わなくなりましたね

今はほとんど電動ですよね
ホイールボルトを緩める作業も、電動インパクトで十分対応できます。
エアツールを使うのは、
- タイヤ交換
- ブレーキパッドの面取り
- どうしても緩まないボルト
などです。
トルクスのL字レンチとスクレーパー

L字型のトルクスレンチは、特に車内の狭い場所で使用します。
通常のドライバーが入らない場所でも、L字なら回せることがあります。
スクレーパーは、車検ステッカーやシールを剥がすときに使います。
替え刃も大量に用意されています。
タガネやL字工具
タイミングベルトやプーリー周辺で、固着したボルトや部品を動かすために、タガネを使うことがあります。
ドライブシャフトブーツ用の特殊工具
こちらは、ドライブシャフトブーツのバンドを締める工具です。
ブーツのバンドは、締め付けが弱いとグリスが漏れます。
反対に締めすぎても、バンドやブーツを傷めます。
専用工具を使って、適切に固定します。
商品紹介|KTC ドライブシャフトブーツバンドツール


ナイルで仕上げに使用しているのが、KTC製のドライブシャフトブーツバンド用工具です。

これ、かっこいいでしょ?
KTCは、日本の自動車整備工具メーカーとして広く知られています。
今回使用した工具は、ブーツバンドを保持した状態で、ネジを回して徐々に締め付けられる構造です。
KTC製工具の特徴



一般的な握るタイプのプライヤーと異なり、ネジの力を利用して締め付けるため、強い力を安定してかけられます。
主な特徴は次のとおりです。
- ブーツバンドを確実に保持できる
- ネジ式で強い締め付け力をかけられる
- 締め付け具合を確認しながら調整できる
- 手の握力に左右されにくい
- バンドの緩みによるグリス漏れを防ぎやすい
バッテリー端子を清掃する工具
見慣れない円筒形の工具は、バッテリー端子を清掃するためのものです。
端子へ差し込んで回すことで、腐食や汚れを落とします。
VW・Audiのロックボルト用ソケット

フォルクスワーゲンやAudiでは、特殊な形状のホイールロックボルトが使われていることがあります。
通常は車載工具として専用アダプターが入っていますが、お客様が持ってくるのを忘れたり、車内で見つからなかったりする場合があります。
そのため、ナイルでは複数形状の汎用ソケットを用意しています。
圧縮圧力を測る工具
こちらは、エンジンの圧縮圧力を測定する工具です。
VWでは、バルブやピストンなどの不具合によって圧縮が抜けるケースもあります。
各シリンダーの圧縮を比較することで、エンジン内部に問題がないか確認します。
工具箱のメインはソケット類

工具箱の中で最も使用頻度が高いのが、ソケットとラチェットの段です。
さまざまなサイズや長さのソケットを使い、車両のボルトを外していきます。
- 一般的な六角ソケット
- 12角ソケット
- ロングソケット
- ビットソケット
- VW純正クリップ外し工具
などが並んでいます。
ホームセンターではあまり見かけない、輸入車特有のサイズや形状も多くあります。
DSGオイル交換用アダプター
こちらは、DSGやATのオイル交換に使用するアダプターです。
ユニットによって注入口や接続方法が異なるため、それぞれ専用のアダプターが必要です。
工具箱には、
- 6速湿式DSG用
- 一般的な6速AT用
- 7速乾式DSG用
などが入っています。
角度締め用の工具

VWでは、「50Nm+90度」のような角度締めが頻繁に指定されます。
最初にトルクレンチで規定トルクまで締め、その後、専用の角度計を使って90度や180度締めます。
大きな力が必要な作業では、Aikoさんが宙に浮きそうになることもあります。
診断機は神様の相棒


こちらはVCDSをはじめとした診断機です。
故障コードの読み取りや消去だけでなく、
- センサー値の確認
- 基本調整
- コーディング
- サービスリセット
- DSGの調整
など、さまざまな作業に使います。
現代のVW・Audi整備では、診断機なしでは作業できない場面が数多くあります。
小物類も重要です

工具箱には、工具だけではなく、整備中によく使う小物もストックしています。
- バルブ類
- LED
- オイルドレーンワッシャー
- ドア内張り用クリップ
- 天井部品のクリップ
- タイラップ
- 割りピン
- リベット
などです。
クリップ類は脱着時に割れやすいため、すぐ交換できるように準備しています。
ブーツ単体交換用の汎用品
タイロッドエンドやボールジョイントのブーツが破れた場合、メーカーによっては部品一式でしか供給されないことがあります。
ナイルでは、状態によって汎用ブーツを使い、ブーツ単体で交換する場合があります。
アッセンブリー交換を避けられるため、修理費用を抑えられます。
サスペンションやブレーキ用の力をかける工具

工具箱の下段には、見ただけでは用途が分かりにくい、大きな工具が並んでいます。
例えば、
- スプリングコンプレッサー
- タイロッドエンドプーラー
- リアブレーキピストン戻し
- 7速乾式DSGクラッチ脱着工具
などです。
スプリングコンプレッサーは、サスペンションのバネを縮めるための工具です。
バネには非常に強い力がかかっているため、正しい工具を使わないと重大事故につながります。
7速乾式DSGクラッチ用の専用工具

こちらはDQ200型7速乾式DSGのクラッチを取り外すための工具です。
Aiko:「これはよく分からないです」
平田:「7速乾式のクラッチを外すときに使います」
乾式クラッチの交換や調整には、複数の専用工具が必要です。
工具だけあっても作業できるわけではなく、取り付け位置やシム調整などの知識も求められます。
本邦初公開の特殊工具
続いては、普段あまり表に出ない特殊工具です。
まずは、イグニッションコイルやスパークプラグの点火状態を確認する診断工具。
配線を接続して使用し、どのコイルに異常があるのかを確認します。
Aiko:「これ、何でしたっけ?」
平田:「コイルが駄目かどうか診断する工具です」
車高調交換用の純正工具

こちらは、車高調やショックアブソーバー交換時にアッパーマウントのナットを外す工具です。
シャフトを保持しながらナットを回せる構造になっています。
インパクトで締め付けている業者もあるようですが、この部分は手作業で正しく締める必要があります。
インジェクターシール交換工具

こちらは直噴インジェクターに使われる、テフロンシールの交換工具です。
新品のシールは、そのままではインジェクターへ取り付けられません。
専用工具を使って、
- シールを広げる
- インジェクターへ通す
- 段階的に縮める
という作業を行います。
この工具がなければ、正しく取り付けるのは難しいです。
乾式クラッチの交換・調整工具
以前使用していたクラッチ工具や、現在使用しているDQ200クラッチ交換工具もあります。
クラッチを取り外すだけでなく、
- 圧入
- 測定
- シム調整
- 位置合わせ
まで行うための工具です。
プーラー類
ベアリングやプーリー、ワイパーアームなどを引き抜く際には、プーラーを使います。
形状やサイズに合わせて複数種類を用意していますが、使用頻度が低いものもあります。
認証取得のために購入した工具もあります
車が通過すると、タイヤがトーインなのかトーアウトなのかを確認できる測定ボードもあります。
工具箱の中には、普段使わなくても、工場として必要な設備もあります。
汎用診断機とバッテリー充電器
VW・Audiの診断にはVCDSを使用しますが、ベンツやBMW、国産車が入庫したときに使える汎用診断機も用意しています。
最後にあるのがバッテリー充電器です。
診断やコーディング中の電圧を安定させたり、弱ったバッテリーを充電したりするときに使用します。
まとめ
今回は、ナイルで普段使用している工具の一部をご紹介しました。
定番のレンチやドライバーから、DSGやインジェクター、足回り用の特殊工具まで、VW・Audiの整備には多くの工具が必要です。
工具は、単に部品を外すためだけのものではありません。
ために、作業内容に合った工具を選ぶ必要があります。
「この工具について詳しく見たい」「実際に使っているところを見たい」というものがあれば、ぜひコメント欄から教えてください。
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