【徹底解剖】湿式DSG 6速トランスミッションの謎に迫る!

DSG

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こんにちは!ナイルです。今日は世田谷にあるDeeMarkの店舗からお送りします。
湿式DSGトランスミッションの内部構造に迫るために、板橋さんにお越しいただきました!
板橋さんは元ナイルのスタッフで、今はDeeMarkでメカニックとして活躍中です。

どうも、こんにちは。今日は湿式と乾式の違いを徹底的にお見せしますよ!

さあ、早速バラしちゃいましょう!

湿式と乾式の違い

最初に乾式と湿式の違いについて説明します。

湿式って何が違うんですか?

大きな違いはクラッチにオイルを使っていることですね。乾式はオイルなしで圧力を発生させますが、湿式はオイルを使っているので、より滑らかなシフトが可能です。

なるほど!メカトロニクスも異なるんですね。

そうです。湿式はメカトロニクスや油路の切り替えにより複雑なシステムが組まれています。乾式とは全然違いますよ。

分解の様子

いよいよ、湿式DSGトランスミッションの分解です。板橋さんの手によって、トランスミッションが次々と解体されていきます。

板橋さん、早速お願いします!

じゃあ、まずはオイルパンから外していきましょうか。これが湿式のメカトロニクス部分ですね。

おお!乾式とは全然違う!構造が複雑で面白いですね。

板橋さんが手際よくパーツを外していく様子は、まるで熟練のシェフが料理を作っているかのよう。視聴者からの「なるほど、こうやって構造が見えてくるんだね!」という声も聞こえてきそうです。

クラッチの秘密

次にクラッチの内部を見ていきます。

これが湿式のクラッチですね。見た目はどうですか?

見た目では分かりにくいんですが、このクラッチは再使用ができないので、新しいものに交換が必要です。

クラッチキットには再使用不可の部品があるんですね。
さすが、細部まで考えられていますね!

クラッチの部品を並べてみると、その数の多さに驚かされます。

結構な数のプレートが使われているんですね。

そうなんです。これはK2のクラッチで、小さい方が2, 4, 6速に対応しています。
乾式とは違い、油圧がかかるとフリーの状態から締結して繋がる仕組みになっています。

油圧がかかってない時はフリーなんですね。普段はフリーになっていて、圧力がかかるとプレッシャープレートとクラッチがくっつく…本当に考えられてますね。

オイル交換の重要性

湿式DSGのオイル交換は約4万kmごとが推奨されており、新しいオイルはメカトロニクスの保護にも繋がります。

オイル交換ってどれくらいの頻度でやればいいんですか?

メーカー基準では6万kmですが、4万kmぐらいで交換すると良いですね。
オイルが劣化すると熱が上がりやすくなるので、新しいオイルを入れると熱の上昇が抑えられ、メカトロを守る役目もあります。

なるほど!そういう理由があったんですね。

湿式DSGの長所と短所

湿式DSGトランスミッションは、乾式に比べて故障が少なく、耐久性が高いのが特徴です。しかし、パワーを大幅に上げるとクラッチが滑ることがあります。

湿式って故障が少ないって聞いたんですけど、実際どうなんですか?

そうですね。メカトロが壊れる場合はありますが、クラッチ自体はほとんど壊れません。
ただし、チューニングでブーストを上げている方は、プログラムでプレッシャーを調整しないとクラッチが滑ることがあります。

やっぱり、耐久性が高いんですね!でも、パワーを上げるときは注意が必要ですね。

まとめ

今日は、湿式DSG 6速トランスミッションの内部を徹底的に解剖し、その魅力と特徴について詳しくご紹介しました。板橋さんの手際の良さと解説のおかげで、湿式の魅力を存分に感じることができました。

板橋さん、本日はありがとうございました!またメカメカしい動画を撮れると嬉しいです。

こちらこそ、ありがとうございました。次回もお楽しみに!

それでは、次の動画でまたお会いしましょう!さようなら~。

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