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VW・Audi専門店の工具箱を全公開!ナイルメカニックが実際に使うプロ工具を紹介

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皆さんこんにちは!ナイルです!

今回はナイルで実際に使っている工具を紹介していきます。

メガネレンチやドライバーといった定番工具から、DSGオイル交換用アダプター、乾式クラッチ交換工具、インジェクターシール用の専用工具まで、工具箱の中身を一気に公開します。

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まずはメガネレンチのコーナー

どこから紹介しようか迷いましたが、まずは一番使うメガネレンチからいきます。

ナイルでよく使うのは、

  • MAC TOOLSのコンビネーションレンチ
  • 一般的なメガネレンチ
  • 薄い場所に入る薄型レンチ
  • 角度の付いたオフセットレンチ
  • ラチェット機構付きメガネレンチ

などです。

ラチェット付きのメガネレンチは、狭い場所でも工具をかけ直さずに回せるため、早回しするときにかなり便利です。

メガネレンチだけでも、作業場所やボルトの位置によって複数種類を使い分けています。

ドライバーはMACとPBを中心に使用

続いてはドライバーのコーナーです。

プラスドライバー、マイナスドライバー、トルクスドライバーなど、かなりの本数があります。

ナイルで使用しているドライバーは、ほとんどがMAC TOOLSとPB SWISS TOOLSです。

特にトルクスドライバーは、PBが使いやすいと感じています。

先端がしっかりボルトに食いつくため、力をかけてもなめにくいのが特徴です。

トルクスとは?

輸入車では、プラスネジではなく、星形のトルクスボルトが多く使われています。

VW・Audiを整備するなら、トルクス工具は必需品です。

最近は国産車でも使われることが増えています。

内張りやクリップを外す工具

ドライバーの近くには、内張り外しやクリップ外しも並んでいます。

ドアトリムや内装パネルを外す際、無理にドライバーを差し込むと、

  • 内装に傷が付く
  • クリップが割れる
  • パネルが変形する

といったことがあります。

そのため、クリップの形や場所に合わせて、短いものや長いものを使い分けます。

バールは「もう駄目だ」というときにも登場

ドライバーの流れで、バールも紹介します。

小型のバールと大型のバールがあり、オルタネーターを外すときや、足回り部品を動かすときなどに使用します。

平田:「オルタネーターを外すときは、いつもこっち使ってます」

Aiko:「もう駄目だってなったら、大きい方ですか?」

平田:「そう。最後は大きい方です」

ただし、力任せにこじると部品を壊すため、どこを支点にするかが重要です。

握りものコーナー

続いては、ニッパーやラジオペンチなどの「握りもの」です。

普段よく使うのは、

  • ニッパー
  • ラジオペンチ
  • 電工ペンチ
  • Cクリッププライヤー
  • ホースバンドプライヤー

などです。

ホースバンドプライヤー

冷却水ホースなどに使われるスプリング式のホースバンドを外す工具です。

手が入りにくい場所では、ワイヤー式のホースバンドプライヤーを使用します。

先端でバンドをつかみ、手元のレバーで保持できるため、握力を使い続ける必要がありません。

めっちゃ便利。握力が疲れないです

名前が出てこない工具もあります

工具箱には、Cクリップやピンを外す専用工具も多数入っています。

名前がすぐ出てこなくても、現場では役割をしっかり果たしています。

クリップを自動で引き抜く便利工具

内張りのピンを抜く専用工具もあります。

普通はニッパーなどでピンをつかみ、力をかけて引き抜きますが、この工具はグリップを握るだけでピンを引き抜けます。

自分はいつもニッパーで抜いてます

僕はこれ結構使います。握るだけで勝手に抜いてくれるので便利です

トルクレンチはサイズ違いで複数用意

続いてはトルクレンチです。

トルクレンチとは、設定した締め付け力に達すると「カチッ」と反応し、規定トルクで締め付けられたことを知らせる工具です。

ホイールボルトやエンジン部品、足回り部品など、車には締め付けトルクが決められている箇所が多数あります。

ボルトの大きさや必要な力に合わせて、複数のトルクレンチを使い分けています。

工具箱には、使用頻度が低くても必要な工具が入っていることがあります。

平田
平田

この大きいやつ使ったことある?

ないです

平田
平田

僕もないです

KNIPEXのウォーターポンププライヤー

こちらはKNIPEXのウォーターポンププライヤーです。

開き幅を細かく調整でき、対象物を強くつかめる工具です。

何本かありますが、グリップの汚れを見ると、どれをよく使っているのか分かります。

Aikoさんが好きなハンマー

ハンマーは、か弱い女の子の味方なのです

続いてはハンマーです。

ハンマーにも種類があります。

  • 樹脂ハンマー
  • 真鍮ハンマー
  • 金属ハンマー

樹脂ハンマーは、部品を傷付けたくないときに使用します。

真鍮ハンマーは、対象物を傷めにくくしながら、しっかり力を加えたいときに使用します。

使い方によっては、対象部品より先にハンマー側がボロボロになります。

細かい部分をこじる工具

こちらは、細いピックツールやコネクター外しなどの、細かい場所で使う工具です。

最近よく使うのは、コネクターのロックを解除するための細い工具です。

輸入車はコネクターが固いことも多いため、無理に引っ張らず、構造に合った工具を使います。

マフラー吊りゴム外し工具

少し変わった形をしているのが、マフラーの吊りゴムを外す工具です。

マフラーの固定ピンとゴムの間に工具を入れ、押し出すように外します。

Aiko:「すごい形してますね」

平田:「でも、割と使ってます」

普通のバールで無理に外すより、専用工具の方が早く、安全に作業できます。

エアツールは最近あまり使わなくなった

工具箱の下段には、エアツールと電動工具が入っています。

以前はエアインパクトを多く使っていましたが、最近は電動工具の性能が上がったため、出番がかなり減りました。

最近、エアツール使わなくなりましたね

今はほとんど電動ですよね

ホイールボルトを緩める作業も、電動インパクトで十分対応できます。

エアツールを使うのは、

  • タイヤ交換
  • ブレーキパッドの面取り
  • どうしても緩まないボルト

などです。

トルクスのL字レンチとスクレーパー

L字型のトルクスレンチは、特に車内の狭い場所で使用します。

通常のドライバーが入らない場所でも、L字なら回せることがあります。

スクレーパーは、車検ステッカーやシールを剥がすときに使います。

替え刃も大量に用意されています。

タガネやL字工具

タイミングベルトやプーリー周辺で、固着したボルトや部品を動かすために、タガネを使うことがあります。

ドライブシャフトブーツ用の特殊工具

こちらは、ドライブシャフトブーツのバンドを締める工具です。

ブーツのバンドは、締め付けが弱いとグリスが漏れます。

反対に締めすぎても、バンドやブーツを傷めます。

専用工具を使って、適切に固定します。

商品紹介|KTC ドライブシャフトブーツバンドツール

ナイルで仕上げに使用しているのが、KTC製のドライブシャフトブーツバンド用工具です。

平田
平田

これ、かっこいいでしょ?

KTCは、日本の自動車整備工具メーカーとして広く知られています。

今回使用した工具は、ブーツバンドを保持した状態で、ネジを回して徐々に締め付けられる構造です。

KTC製工具の特徴

一般的な握るタイプのプライヤーと異なり、ネジの力を利用して締め付けるため、強い力を安定してかけられます。

主な特徴は次のとおりです。

  • ブーツバンドを確実に保持できる
  • ネジ式で強い締め付け力をかけられる
  • 締め付け具合を確認しながら調整できる
  • 手の握力に左右されにくい
  • バンドの緩みによるグリス漏れを防ぎやすい

バッテリー端子を清掃する工具

見慣れない円筒形の工具は、バッテリー端子を清掃するためのものです。

端子へ差し込んで回すことで、腐食や汚れを落とします。

VW・Audiのロックボルト用ソケット

フォルクスワーゲンやAudiでは、特殊な形状のホイールロックボルトが使われていることがあります。

通常は車載工具として専用アダプターが入っていますが、お客様が持ってくるのを忘れたり、車内で見つからなかったりする場合があります。

そのため、ナイルでは複数形状の汎用ソケットを用意しています。

圧縮圧力を測る工具

こちらは、エンジンの圧縮圧力を測定する工具です。

VWでは、バルブやピストンなどの不具合によって圧縮が抜けるケースもあります。

各シリンダーの圧縮を比較することで、エンジン内部に問題がないか確認します。

工具箱のメインはソケット類

工具箱の中で最も使用頻度が高いのが、ソケットとラチェットの段です。

さまざまなサイズや長さのソケットを使い、車両のボルトを外していきます。

  • 一般的な六角ソケット
  • 12角ソケット
  • ロングソケット
  • ビットソケット
  • VW純正クリップ外し工具

などが並んでいます。

ホームセンターではあまり見かけない、輸入車特有のサイズや形状も多くあります。

DSGオイル交換用アダプター

こちらは、DSGやATのオイル交換に使用するアダプターです。

ユニットによって注入口や接続方法が異なるため、それぞれ専用のアダプターが必要です。

工具箱には、

  • 6速湿式DSG用
  • 一般的な6速AT用
  • 7速乾式DSG用

などが入っています。

角度締め用の工具

VWでは、「50Nm+90度」のような角度締めが頻繁に指定されます。

最初にトルクレンチで規定トルクまで締め、その後、専用の角度計を使って90度や180度締めます。

大きな力が必要な作業では、Aikoさんが宙に浮きそうになることもあります。

診断機は神様の相棒

こちらはVCDSをはじめとした診断機です。

故障コードの読み取りや消去だけでなく、

  • センサー値の確認
  • 基本調整
  • コーディング
  • サービスリセット
  • DSGの調整

など、さまざまな作業に使います。

現代のVW・Audi整備では、診断機なしでは作業できない場面が数多くあります。

小物類も重要です

工具箱には、工具だけではなく、整備中によく使う小物もストックしています。

  • バルブ類
  • LED
  • オイルドレーンワッシャー
  • ドア内張り用クリップ
  • 天井部品のクリップ
  • タイラップ
  • 割りピン
  • リベット

などです。

クリップ類は脱着時に割れやすいため、すぐ交換できるように準備しています。

ブーツ単体交換用の汎用品

タイロッドエンドやボールジョイントのブーツが破れた場合、メーカーによっては部品一式でしか供給されないことがあります。

ナイルでは、状態によって汎用ブーツを使い、ブーツ単体で交換する場合があります。

アッセンブリー交換を避けられるため、修理費用を抑えられます。

サスペンションやブレーキ用の力をかける工具

工具箱の下段には、見ただけでは用途が分かりにくい、大きな工具が並んでいます。

例えば、

  • スプリングコンプレッサー
  • タイロッドエンドプーラー
  • リアブレーキピストン戻し
  • 7速乾式DSGクラッチ脱着工具

などです。

スプリングコンプレッサーは、サスペンションのバネを縮めるための工具です。

バネには非常に強い力がかかっているため、正しい工具を使わないと重大事故につながります。

7速乾式DSGクラッチ用の専用工具

こちらはDQ200型7速乾式DSGのクラッチを取り外すための工具です。

Aiko:「これはよく分からないです」

平田:「7速乾式のクラッチを外すときに使います」

乾式クラッチの交換や調整には、複数の専用工具が必要です。

工具だけあっても作業できるわけではなく、取り付け位置やシム調整などの知識も求められます。

本邦初公開の特殊工具

続いては、普段あまり表に出ない特殊工具です。

まずは、イグニッションコイルやスパークプラグの点火状態を確認する診断工具。

配線を接続して使用し、どのコイルに異常があるのかを確認します。

Aiko:「これ、何でしたっけ?」

平田:「コイルが駄目かどうか診断する工具です」

車高調交換用の純正工具

こちらは、車高調やショックアブソーバー交換時にアッパーマウントのナットを外す工具です。

シャフトを保持しながらナットを回せる構造になっています。

インパクトで締め付けている業者もあるようですが、この部分は手作業で正しく締める必要があります。

インジェクターシール交換工具

こちらは直噴インジェクターに使われる、テフロンシールの交換工具です。

新品のシールは、そのままではインジェクターへ取り付けられません。

専用工具を使って、

  • シールを広げる
  • インジェクターへ通す
  • 段階的に縮める

という作業を行います。

この工具がなければ、正しく取り付けるのは難しいです。

乾式クラッチの交換・調整工具

以前使用していたクラッチ工具や、現在使用しているDQ200クラッチ交換工具もあります。

クラッチを取り外すだけでなく、

  • 圧入
  • 測定
  • シム調整
  • 位置合わせ

まで行うための工具です。

プーラー類

ベアリングやプーリー、ワイパーアームなどを引き抜く際には、プーラーを使います。

形状やサイズに合わせて複数種類を用意していますが、使用頻度が低いものもあります。

認証取得のために購入した工具もあります

車が通過すると、タイヤがトーインなのかトーアウトなのかを確認できる測定ボードもあります。

工具箱の中には、普段使わなくても、工場として必要な設備もあります。

汎用診断機とバッテリー充電器

VW・Audiの診断にはVCDSを使用しますが、ベンツやBMW、国産車が入庫したときに使える汎用診断機も用意しています。

最後にあるのがバッテリー充電器です。

診断やコーディング中の電圧を安定させたり、弱ったバッテリーを充電したりするときに使用します。

まとめ

今回は、ナイルで普段使用している工具の一部をご紹介しました。

定番のレンチやドライバーから、DSGやインジェクター、足回り用の特殊工具まで、VW・Audiの整備には多くの工具が必要です。

工具は、単に部品を外すためだけのものではありません。

  • 部品を傷めずに外す
  • 正確に締め付ける
  • 作業時間を短縮する
  • 整備士の負担を減らす
  • 安全に作業する

ために、作業内容に合った工具を選ぶ必要があります。

「この工具について詳しく見たい」「実際に使っているところを見たい」というものがあれば、ぜひコメント欄から教えてください。

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