みなさんこんにちは!ナイルメカチャンネルの平田です!今日は、VW車の足回りからの「ゴーゴー」や「ゴロゴロ」異音について解説します。特に1Tトゥーランの事例をもとに、異音の原因と修理方法をご紹介します。
試運転で異音の確認
平田: 「今回、トゥーランの足回りから異音がするとのことで試運転してみました。40km/hでもゴーゴーと大きな音がしますね。」
Aiko: 「そうですね、これだと高速道路ではさらにひどい音になると思います。」
リフトアップして異音の原因を特定
平田: 「次に車両をリフトアップして、下から音を確認します。40キロぐらいで回してみると、こちら側から音がしますね。ドライバーの先端を音のする箇所に当てて聞いてみます。」
Aiko: 「これで異音の出どころがわかるんですね。安全を確認して行います。」
VWトゥーランの異音修理作業
平田: 「では、異音の修理を始めます。まずはキャリパーを外します。」
Aiko: 「キャリパーは重いので気を付けて外します。」
平田: 「次にナックルを外します。試してみるとゴリゴリ音がしますね。これを分解していきます。」
足回りのゴーゴー異音の原因はハブベアリング
平田: 「異音の原因はハブベアリングでした。ベアリングが悪くなり、走行中に大きな異音がしていました。ナックルからハブベアリングを分離し、新しいベアリングに交換します。」
Aiko: 「ABSセンサーも掃除しておきます。ここが汚れているとセンサーが誤反応を起こすことがあります。」
平田: 「この部分をきれいにしてから組み立てます。」
ハブベアリング交換の詳細手順
- ハブベアリングの分離:
- 古いハブベアリングをナックルから分離し、新しいベアリングを取り付けます。
- 新しいボルトの使用:
- ボルトは必ず新品を使用し、トルクレンチで規定トルクに締め付けます。
- ABSセンサーの掃除:
- ABSセンサーもきれいに掃除して取り付け直します。
- 再組み立て:
- 新しいハブベアリングとナックルを再組み立てし、規定トルクでボルトを締めます。
試運転と確認
平田: 「修理後、再度試運転を行います。どうですか、Aikoさん?」
Aiko: 「もう50キロぐらいで走っていますが、かなり静かになりましたね。」
平田: 「これで異音が解消されましたね。よかったです。」
まとめ
平田: 「今回の修理で、トゥーランの足回りからの異音の原因がハブベアリングにあることがわかりました。異音の原因を特定し修理するのは難しいですが、適切に修理が完了したときは非常にやりがいを感じます。VW車は構成部品が多く、異音の原因が多岐にわたるため、慎重に診断と修理を行う必要があります。」
Aiko: 「異音の原因を突き止めて修理できたときの達成感は格別ですね。」
平田: 「そうですね。異音に関する故障でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。」
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次の動画でお会いしましょう!さよなら〜!