みなさんこんにちは。ナイルの平田です!
今回は、ザビートル定番修理
エンジンルームからガラガラ・カラカラと異音がする原因、ウォーターポンプの交換修理についてのご紹介です!
エンジンルームからガラガラ音がする原因は?
エンジンをかけて今の状態を確認すると、ガラガラ音がします。
エンジンルームのすぐそばにあるウォーターポンプから異音がしているのが確認できました。
エンジンをかけた時のガラガラ異音の原因の多くは、このウォーターポンプの故障によるものです。
ウォーターポンプとは?
ウォーターポンプは、高温になったエンジンを適温に保つために、エンジン内部にクーラントを循環させるための部品です。
ウォーターポンプが故障すると、クーラントを循環させられなくなるため、エンジンオーバーヒートして故障してしまいます。
車にとってかなり重要な部品の一つです。
ウォーターポンプからガラガラ異音が出る故障の原因は?
ウォーターポンプ内部のベアリングや羽根が破損した場合に、ガラガラと異音が発生します。
クーラントの劣化によって、内部の部品が劣化してしまうため、定期的にクーラントをメンテナンスする必要があります。
また、ウォーターポンプはどうしても経年劣化してしまうパーツなので、走行距離10万キロ、もしくは10年ごとの交換が推奨されています。
ウォーターポンプ交換作業
ベルトを外す
リフトアップしてテンショナーを緩めて外します。
ブラケットを外す
リフトを下げて
この横に見えるこのブラケットが邪魔なので外します。
このブラケットは、製造途中でエンジンを載せる時に必要なものであって
走行に必要なものではないので戻しません。
ウォーターポンプを外す
トルクスを一個外した後は再びリフトをあげて
下側から外していきます。
ウォーターポンプが外れました。
回してみるとガラガラ言っています。
クーラントが出きるのを待って、合わせ面を綺麗に清掃して
乾いたら新しいウォーターポンプをつけていきます。
プーリー付け替え
クーラントを出してる間に新しいウォーターポンプにプーリーを付け替えました。
クーラントが出きったらこちらのウォーターポンプを取りつけていきます。
ウォーターポンプ取付
ウォーターポンプを取り付けたらクーラントを綺麗にふいて元に戻していきます。
クーラントが拭き取れたらベルトをつけて元に戻していきます。
これで一通りウォーターポンプの取り付けが完了しました。
クーラントの補充
専用の純正の工具を使ってクーラントを入れていきます。
配管の中のエアを抜いて真空に近い状態にまで持っていってからクーラントを入れます。
こうすることによってエア噛みを防ぐことができます。
作動確認
最後にエンジンをかけて作動確認
異音がなくなったので作業完了です!