VW・アウディ専門店ナイル発!A6のブレーキパッド交換でダスト対策

ナイルの修理・カスタム事例

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こんにちは!ナイルです。

今回のテーマは、アウディA6のブレーキパッド交換。

純正ブレーキは制動力抜群ですが、どうしてもブレーキダストが多め。
「ホイールがすぐ真っ黒…」「洗車してもすぐ汚れる…」という方には“ダスト軽減パッド”がおすすめです。

動画ではひと足先にフロントを交換済み。

ここではリアの交換手順を中心にご紹介します!


■ オイル交換の次に多い作業、それはやっぱり「ブレーキ」まわり

VWやアウディをはじめ、欧州車はブレーキダストが出やすい傾向にあります。理由は色々ありますが、「しっかり止まる」=摩擦材がよく削れる → ダストが多く発生、という構造上の特徴も。

  • 欧州の安全基準で“よく効く”パッドを採用 → ダストが多め
  • 日本の道路事情では「ホイールが汚れて見えるからイヤ」という声も多数

そこで今回は「ダスト軽減パッド」への交換を行います。

ちなみに電動パーキングブレーキ装備車両なので、専用ツール(VCDSなど)を使ってブレーキモーターを“交換モード”にする必要があります。


■ 交換作業の大まかな流れ

  1. 後輪のタイヤを外す
    • ジャッキアップやリフトを使い安全に作業します。
  2. 電動キャリパーを交換モードへ
    • VCDSなどの診断機を使い、リアのブレーキモーターを“戻せる”状態に。
    • この操作をしないと、無理やりピストンを押し戻して壊してしまう恐れがあります。
  3. ローターの状態チェック
    • 耳が大きく段になっていないか、真ん中だけ深く削れていないかを確認。
    • 深く削れている場合はローターも交換推奨です。
  4. パッド脱着
    • リアキャリパーのボルト(サイズは13mm & 17mmスパナなど)を外して、古いパッドを取り外します。
    • ピストンまわりやキャリパー全体を清掃します。
  5. 新しいパッドを装着
    • 今回はイシカワエンジニアリング「iSWEEP1500」を使用。
    • 角を面取り済み&スリット入りで鳴きにくさ制動力のバランスが良いパッドです。
    • 裏面に鳴き防止グリスを塗布しておくと、走行中の“カタカタ音”や“鳴き”を防げます。
  6. 組み戻し&仕上げ
    • バネの位置(引きずり防止用)をきちんと合わせてキャリパーを元通りに装着。
    • ハブとの接合部にサビや汚れがあれば、清掃して噛み込み防止グリスを塗布。
    • 最後にトルクレンチで本締めし、診断機でブレーキを“通常モード”に戻して完了!

■ 交換時のポイントや注意点

  1. 電動パーキングブレーキは要専用ツール
    • VCDSなどを使わずにピストンを無理やり押し込むとモーターを破損する恐れが!
  2. ローターの摩耗を見逃さない
    • ローターの耳が大きく出ている・変な段付きがあるときは要交換。
    • パッドだけ変えても当たりが悪くて効きにムラが出ることも。
  3. グリス選びや下処理が大事
    • 錆が強く出ている場合はきちんと削って落とす。
    • ハブやホイールが固着しないように、セラミックグリスなどを使っておくと安心。
  4. 資格と経験
    • ブレーキは重要保安部品。DIYで挑戦する場合は自己責任ですが、熟練の整備士資格を持つプロに任せるのが確実です。

■ 「ダスト軽減」だけじゃない!ブレーキパッドの選び方

  • 制動力:純正並み以上が理想。高速走行や街乗りでのフィーリングを考慮。
  • 耐熱温度:スポーツ走行をする人や山道が多い人は、温度に強いパッドを。
  • 鳴き対策:面取り加工、スリット入り、専用グリスなど。

今回使ったイシカワエンジニアリング「iSWEEP」は、ダスト軽減・ブレーキ鳴きの少なさ・純正レベルの効き、これらをバランスよく両立したおすすめ品。

日本の交通環境にもマッチするので街乗りメインの方にピッタリです。


■ 交換作業時間&費用の目安

  • 作業時間:前後パッド交換で約1時間~1時間半ほど。
  • 費用:車種やパッドのグレードによりますが、前後セットで5万円前後(部品・工賃込み)のイメージが多いです。

※あくまで目安です。パッド単体からローター交換まで、車種や状態、部品単価によって変わりますので、まずはご相談を!


■ お問い合わせはナイルプラスまで!

  • 「純正ブレーキダストにうんざり」
  • 「ローターは大丈夫?パッドはどれがいい?」
  • 「DIYが不安だからお店で作業してほしい…」

そんな方は、フォルクスワーゲン&アウディ専門店のナイルプラスまで、お気軽にご相談ください。

  • LINEやお電話でお問い合わせOK!
  • 車種・年式・走行距離などをお伝えいただくとスムーズです。

まとめ

オイル交換の次によく行われる整備といえば、やはりブレーキまわり

特に欧州車オーナーの悩みであるブレーキダスト対策に、ダスト軽減パッドはかなり有効です。
ただし、今回のA6のように電動パーキングブレーキがある場合は専用ツールが必須。

ローターの状態チェック部品の相性も大事なので、プロによる作業を推奨します。

ブレーキはクルマの命綱!安全と快適さのために、定期的な点検&交換をぜひ検討してみてくださいね。

それでは次回のナイルメカチャンネルをお楽しみに!
ご相談・お見積りはいつでもお待ちしています。ぜひチャンネル登録とブログのチェックもよろしくお願いします!

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